自分から練習や宿題をやってもらうには、「その習い事が好き」ということがポイントです。
うちの子を見ていると、好きな習い事の練習は、勝手にやっています。
どうしてもやって貰いたい時には、親が一緒にやるとやり始めます。
詳しく解説してありますので、参考にしてみてください。
習い事を選ぶときに大切なことは?
習い事を始めるとき、何を基準に選んでいますか?
これから習い事を始める方や、習い事をしている方も参考にしてみて下さい。
習い事は能力の宝探しだと思って探す

子どもには、音楽や踊り、スポーツなどの大きな才能が隠れていることがあります。
それを見つけて、才能を伸ばしてあげるのは親の務めです。
今は体験ができる場所が沢山ありますので、まずはなんでもやってみてください。
本当に才能があれば、ものすごく成長が早かったり、時間を忘れて練習し続けます。
正解は子どもが知っている
長女は現在7歳で、チアダンス・スイミング・ピアノ・習字・ダンスを習ってきました。
必ず習い事を始める前に、本人にやりたいかどうかを確認します。
3歳のときに「英語やる?」と聞いたら「やらない!」と一言。
きっと無理矢理やっても続かないだろうし、3歳でも自分の意見があります。
やはり、自分から「やりたい!」と言ったものは、今でも続いています。
習い事の練習・宿題をしてもらうには?
練習や宿題が必要な習い事がありますよね。
できれば自分からやってもらいたいですが、やらない場合はどうしたらいいのでしょうか?

本当に好きなら勝手にやる
本当に好きな習い事の練習や宿題は、自分からやっています。
長女はピアノを習っていますが、自分から練習することはありませんでした。
しかし、途中からダンスを習い始めたら、なんと勝手に練習しているじゃありませんか!
てっきり練習をしない子だと思っていましたが、「好きなものはやる」ということが分かりました。

ダンスは同じグループの子より遅く始めましたが、みるみる上達し
1ヶ月で「上手な子」で名前を呼ばれるほどになっていました。
やってほしかったら親もやる
ピアノの練習をしないからと、ピアノの効果や将来を考えると”辞める”という決断にはならなかったです。
本人もピアノは「辞めたくない」と言っていました。
ですが練習が必要で、でも自分からはやらないという状態です。
なので、私がいつも先にピアノを準備して、好きな曲を弾いていました。
そうすると、音に引き寄せられるように寄ってきて、「代わって!」と自分の練習を始めています。
難しい曲は、やる気が起きないらしいので、私が左手、娘が右手など、一緒に練習をしています。
親が「一緒にやろう」という姿を見せると、子どもも「やってみよう!」という気持ちになりやすいです。

親が毎回関わるのは、結構大変ですよね。
最初に声をかけて一緒にやった後、少しすると一人でも集中して練習をしています。
どうしてもやらない時は?
親が一緒にやると、大半は一緒に練習や宿題をやってくれます。
でも、それでもやらない場合はどうしたらいいのでしょうか?

習い事の先生と相談して、しばらく宿題を調整してもらう
その子にとって、宿題や練習の量が多すぎるのかもしれません。
習い事の先生と相談をして、その子に合った宿題・練習の量にして貰いましょう。
本当に大変な時は一度、宿題・練習を休みにしてもうのもアリだと思います。
習い事の先生と保護者がコミニュケーションをとることはとても良いことです。
「練習しなければ、遅れを取る」という経験をする
グループで受けている習い事は、自分と人との比較がしやすいですよね。
練習をしなかったら、「自分は練習しなかったからできない」という失敗を経験できます。
その時、自分はどう感じているのか、話し合ってみてください。
その子がどう感じているか知れますし、成長できるチャンスです!
それでも「嫌だ」というとき
すぐに辞めるのではなく、まずは上記のことを試してみて下さい。
それでも、習い事が嫌だと言うときはどうしたらいいのか、まとめました。

何のために始めた習い事なのか、今一度考える
誰がどんな気持ちで始めてみた習い事なのか、もう一度考えてみましょう。
子どもがやりたいと言ったのか、保護者がやって欲しいと思った習い事なのか。
まずは、始めたきっかけを思い出してみて下さい。
辞めるなら、「ここまでやろう」と親子で話し合う
本人が辞めたいと言うなら、すぐに辞めるのではなく、明確なゴールを作ってみて下さい。
例えば、「スイミング、クロールまでやったら辞めよう!」など、具体的なゴールにして下さい。
そうすることで、子どももここまでは頑張ろう!と思える力が身につきます。
そして、やめ癖がつく心配がなくなります。
無理矢理続けるのは、親も子どもにもよくない
ゴールを決めたいけど、本人が泣くほど嫌がっている場合は辞めさせてあげてもいいです。
まずはなぜ辞めたいのか、理由を聞いてあげて、変えられない理由であれば辞めさせましょう。
泣いている子を無理矢理、習い事に連れて行くのは、お互いにストレスですよね。
「一度始めたからには」とか、「飽きっぽく見られて体裁が悪い」という理由だけで続けてもいいことはありません。

「先生が嫌だ」と言う理由だったら、先生を変えたり教室を変えればOKですよね。
習い事自体がストレスになっているなら辞めた方がいいですね。
習い事は子どもの才能(好き)を見つける手段
子どもには、大きな才能が隠れていることがあります。
何が合ってるなんて、やってみないと分かりませんよね。
その子の「好きを見つける手段」の一つとして習い事をするのはオススメです。

習い事は「宝探し」です
宝を掘り当てるような気持ちでチャレンジ(習い事)の場を与えてあげて下さい。
子どもがぐいぐい引き込まれていったものだけを続けさせ、嫌がっているものは辞めさせる。
このルールさえ守れば、たくさんの習い事も安心して励ませて大丈夫です。
子どもの才能探しのためにあれこれ試せるのは、むしろとても良いことです。
「好き」を見つけたら、才能が開花する
本当に才能があれば、ものすごく上達が早かったり、時間を忘れてやっているはずです。
例えば、ピアノを習い始めたら、ピアノが好きで好きで、一日中ピアノから離れられず、ひたすら練習します。
これこそ才能で、やれと言われてできることではありません。
ぜひ、「好きなこと」を見つけてあげて下さい。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。