「子どもに綺麗な字を書いてほしいけれど、何歳から通わせるのがベスト?」
「服や部屋が墨汁で汚れないか心配……」
「学校の硬筆展で金賞を取らせてあげたいけれど、家でどう練習すればいい?」と悩んでいませんか?
実は私自身、保育士でありながら綺麗な字を書くのが苦手です。
「子どもの頃にお習字を習っていたら良かったのにな……」と後悔することがよくありました。
そのため、我が家の中で唯一、私の方から「やってみる?」と子どもに声をかけた習い事がこの「習字」です。
今回は、2児のママであり現役保育士の私が、我が子が実際に習字に通って分かったリアルなメリット・デメリット、そして我が子が「硬筆展で金賞・市の特選賞」を受賞するまでに親子でやった具体的なコツと声掛けまで本音でお伝えします!
我が家が習字を始めたきっかけと子どもの学年

我が家の娘たちは、それぞれ以下のタイミングで習字をスタートしました。
- 長女: 小学1年生の4月から(現在、3年生の3年目)
- 次女: 年長さんの4月から(現在、1年生の2年目)
私が「やってみたら?」と声をかけて体験教室に行ってみたところ、長女が「やってみる!」と言ったのが始まりです。 そして1年後、次女がお姉ちゃんががんばる姿を見て「自分も絵の具(筆)をやりたい!」と言い出し、次女も年長さんから通い始めました。
【保育士が解説】お習字は何歳から通わせるのがベスト?

「結局、何歳から始めるのが一番いいの?」と迷うママ・パパも多いですよね。
我が家は長女が小1、次女が年長の4月から始めましたが、保育士の目線から見ても、お習字を始めるなら「年長さんの秋〜小学校1年生の春」がベストタイミングだと感じています!
理由は以下の3つです。
- ひらがなへの興味が湧く時期だから
小学校入学前後は、子ども自身が「文字を読みたい・書きたい」と一番強く思う時期です。 - 小学校の授業対策になるから
入学前に少しでも文字に触れていると、小学校の国語の授業に自信を持って取り組めます。 - 「お席に座る」練習になるから
45分間の小学校の授業に向けて、じっと座る体力をつけるのに最適です。
もちろん、文字に興味を持つ時期は人それぞれなので焦る必要はありません。
でも、もし迷っているなら「小学校に入学するタイミング」に合わせて体験教室へ行ってみるのが一番おすすめです!
【保育士ママも実感】習字に通って良かった3つのメリット

実際に長く通わせてみて、保育士の視点からも「これは本当にやらせて良かった!」と実感しているメリットが3つあります。
メリット1:【学習面】圧倒的に字が綺麗になり、連絡帳も読みやすい!
学校のノートや宿題の字が劇的に綺麗になりました。
先生やお友達からも「字が綺麗だね」とよく褒められるそうで、本人の大きな自信になっています。
親としても、毎日学校から持って帰ってくる連絡帳の字が綺麗で読みやすいのは、本当に助かっています!

保育士として多くの連絡帳を見てきましたが、やっぱり字が綺麗で丁寧に書かれていると、それだけでパッと気持ちが伝わりやすくなります。
メリット2:【姿勢・集中力】小学校の授業中、じっと座っていられるように!
教室では、書く姿勢や正しい鉛筆の持ち方もイチから丁寧に教えてもらえます。
字にじっくり集中する時間ができたことで、普段の勉強への集中力にも良い影響が出ています。
特に次女は、もともとじっと座っているのが少し苦手なタイプでした。
ですが、小学校に上がる前の年長さんから1年間習字を習ったおかげで、小学校に入学してからも授業中にしっかり座って過ごせています。

保育の現場でも、「じっと座って話を聞ける」「集中力が続く」というのは、小学校以降の学習の土台となる大きな強みだと感じています!
メリット3:【メンタル面】「昇級」制度でコツコツ頑張る達成感が味わえる
習字には硬筆・毛筆ともに級や段などの「昇級」があります。
この分かりやすい目標があるおかげで、子どもたちは毎月高いモチベーションを保って頑張れています。
合格したときの達成感はもちろん、もし受からなくても「次こそは!」と這い上がる諦めない心が育っています。

目に見えるスモールステップがあることで、子どもは「やればできるんだ!」という成功体験をたくさん積むことができますよ。
ぶっちゃけココが大変!2つのデメリットと我が家の対策

お習字は本当におすすめですが、長く続ける中で親のサポートや壁にぶつかった部分と、我が家のリアルな対策も隠さずご紹介します。
デメリット1:道具の管理や、服につく墨汁汚れが手間
使った後の筆などの道具は毎回洗う必要があり、管理が少し大変です。
気をつけていても服や体につくことがあります。
【我が家の対策】
筆の洗い方は「コップに水を入れ、その中でくるくる洗って、干すときは毛先を整えて吊るす」というルールにしています。汚れてもいいように、道具を洗うのは子どもたちにお外(お庭など)でやってもらっています。また、お習字がある日は「全身黒い服で行く!」これに尽きます(笑)。

墨汁汚れを怒ってしまうと子どもも縮こまってしまうので、「汚れてもいい黒い服」でお互いのストレスを減らすのが一番の対策です!
デメリット2:ただ通うだけでは伸びない!「考える力」と家での並走が必要
実は次女のとき、「年長から1年やっていたから、小学生になったら勝手に上手くなるだろう」と思っていたのですが、そう甘くはありませんでした。
お手本の「点線」を見て、文字の線がどこから始まってどこへ出てきているのか、自分で確認して書くという「考える力」が必要だと気づいたのです。
【我が家の対策】
低学年のうちは、おうちで1日10分くらい一緒に練習する時間をとりました。「ここは点線のどこから始まってるかな?」「ここに気をつけてみようね」と、何回も声を掛けながらじっくり並走しました。

ただ量を書くのではなく、お手本をよく見て「考える」こと。ここに親が10分だけ付き合ってあげることで、上達のスピードがケタ違いに変わります。
【金賞への道】我が子が硬筆展で結果を出すためにやったこと・声掛け

学校で年に1回ある「硬筆展」。我が家はコツコツ努力を重ねた結果、見事金賞、そしてさらにその上の『市の特選賞』をいただくことができました! ただ、そこへ至るまでの道のりは、親子でなかなかの試練でした……。
① とにかく練習量が必須!我が家の練習方法
噂によると、金賞のさらに上、県展(県の展覧会)に選ばれるような子は、期間中に800枚も書くそうです……!
我が家はそこまではできませんでしたが、まずは「金賞を狙おう!」と目標を決め、硬筆の練習冊子を2冊分しっかりやり込みました。
どうしても時間が足りないときは、苦手な文字だけをピックアップして、100均などの点線入りノートに部分練習を重ねました。
② 子どもが泣いてしまったときの「保育士ママ流」の声掛け
何度も書いていると、子どもも疲れてきて、思い通りに書けずに「できない!」と泣き出してしまうこともありました。
そんな時、我が家では以下の2つの声掛けを徹底していました。
- 「昨日の自分の字と比べてごらん」
他のお友達と比べるのではなく、昨日書いた字の紙を持ってきて隣に並べ、「ほら、昨日の字よりここのバランスがすごく上手になってるよ!」と、本人の上達をしっかり目に見える形で伝えて励ましました。 - 「大丈夫、寝れば成長するよ!」
どうしてもその日うまく書けない時は、無理に続けさせずおしまいにします。「人間の脳は寝ている間に整理されるから、今日がんばった分、寝て起きたら明日はもっと上手に書けるようになってるよ!」と言って抱きしめて寝かせました。実際、不思議なことに次の日にすんなり綺麗に書けることも多かったです。
親も焦って口うるさく怒ってしまいがちですが、大切なのは「他人の子ではなく、過去の本人と比べて成長を褒めること」です。
まとめ|習字はこんなママ・パパにおすすめ!

我が家の体験から、お習字は以下のようなお悩みを抱えるママ・パパに全力でおすすめしたいです!
- 子どもの字を綺麗に整えてあげたい人
- 小学校入学前に、落ち着きやじっと座る集中力を身につけさせたい人
- 学校の硬筆展や書き初めで「金賞」を狙わせてあげたい人
- 家で親が字を教えると、ついイライラして喧嘩になってしまう人
金賞を取るまでの練習は親子でちょっぴり大変ですが、それを乗り越えて賞状をもらったときの子どもの誇らしげな笑顔は、何物にも代えがたい宝物になります。
家での毎日の練習に付き合うのがストレスな方は、まずはプロの先生にお任せする一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?スッキリ綺麗な字は、子どもが生涯使える最高の財産になりますよ!


